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[ 俺 と お 前 ]
ちょっとファミリーネタを書きたくて書いてみました。
メインは笹×黒です。
無事に中間テストも終わり(無事に終わったのか?)、酒盛りをすることになった。
テストの点数なんてどうでもいい。どうせ、俺は下から数えたほうが早いに決まってる。
桐山は、あいかわらずトップだろうな。俺らとつるんでいるくせに何でいつもトップなんだろう。
カンニングをしている様子はないし、元々の頭の細胞が違うんだろうなあ・・・・
色々と世話になっていることもあるので詮索しないでおこう。別にどうでもいいしさ。
一旦、家に帰り私服へ着替えヅキの家に向かう。
母親に嫌な顔をされ「もう、あの子たちと付き合うのは止めなさい!」と小言が始まる。
ババア、いいかげん、うるせえんだよなあ・・・本当、殺してやりたいよ。
リビングのテーブルの上にビールや焼酎が並んだ。ヅキがピザの出前を取ってくれて、摘みやスナック菓子なども、わんさかと並ぶ。
ワーワーと盛り上がり、眠くなってきたのでそのまま寝ることにした。
ヅキが4人分の毛布を引っ張り出してきてポイっと俺たちに渡すと自分は自室で寝るんだとリビングを出て行った。
黒長が俺の横でガーガーといびきをかいて寝ている。
酒が入るといびきがうるさいんだよなあ・・・先に寝付けば良かった。クソ!
コンっと頭を叩いてみる。一瞬、いびきが止まったと思ったら、すぐにいびきが復活する。
向こうのほうで桐山ボスと沼井充が仲良く寄り添って寝ている。まったく・・あいつらは・・・
最近というか前からだけど、充って何か桐山に対してさ・・・何かヤバイ気がするんだよな。
・・・・トイレに行きたくなってきた。酒のせいだろう。寝る前に行っておけば良かった。
どうするかなあ・・・トイレに行くの面倒くせえなあ!我慢するか・・・
しかし、意識するとだんだんと行きたくなるもので・・・うぅ、でも面倒くせえ・・・
クソ〜・・・こんなんじゃあ寝れねえ!あー!やっぱし行ってくるかなあ・・・
起き上がろうとした瞬間だった・・・・
「バカ!やめろって・・・」
「だって、我慢できねえよ。テスト期間中だって・・言ってさ。やらせてくれなかったじゃん。」
な?なんだ?
「やらして・・・」
「だめだ・・・皆、いるだろ?」
何?充?何をやらすんだ?
暗闇に目が慣れてきたので二人の様子がわかる。
み、み、み、充のやつ・・・・桐山に覆いかぶさってやがる!!
「ボス、あいつら寝てるって・・・いびきが聞こえるだろ?・・・」
いや・・・寝てない!寝てない!
いびきは黒長だ!俺は起きてる!おーい!充ちゃーん!
「なあ・・・ボス・・・」
ガサガサと服がこすれる音がする。時折、チュっと吸い付くような音。
まさか、キスとかしてんじゃねえだろうな!!
「・・・・わ・わかった・・・お、お前の好きにしろ・・」
おいおい!桐山くん!そんなにすぐに諦めてどうする!
それにちょっと息があがってないか?
「ぁ・・・ぁ!・・やぁ・・・・あん・・・」
桐山め!なんて声を出してるんだよ!少しは我慢しろって!
ガサガサと充のやつ!動きやがって!息が!息が荒くねえか?
聞きたくない二人の息使いが聞こえてくる。俺はギュッと目を閉じた。
ファスナーをおろす音が聞こえ、バタバタと足を動かしてズボンを脱いでいる。
・・・どうしよう・・・二人はこのままエッチする気なんだろうか・・・するんだろうな。
あせってきた。男同士のエッチ・・・あんまり聞きたくないものだ。
どちらかというと聞くんだったら女同士のほうがマシだ。
「早く・・・・入れてくれ・・」
「わかってる・・・」
い、い、入れるって!うわ!うわ!
「あぁ・・・」
「ボス、もっと・・ちから、緩めて・キツイ・・・・」
キツイって緩めてって・・・入れてるのか?おい!!
「あぁ・・やぁ・・・んっ・あ!・・」
キシキシと床が軋む音がする。布団が擦れる音・・・振動が伝わってくる・・・
桐山の喘ぎ声・・・・充の荒い息遣い。
ゆっくりと目を開ける。布団の中で二人が抱き合っているのがわかった。
時折口付けを交わしている。振動で掛け布団がズレてしまった。
「あぁ・・あん!もっと・・奥!・・・・あぁん!」
充の腰が動いているのがわかる。その動きに合わして桐山の腰も揺れていた。
「悪い・・・中で出していい?」
充の腰の動きが速くなってきて、桐山の喘ぎ声が大きくなってきた。
ちょっと・・そんなに声を出したら・・・黒長が起きるぞ!
「・・・ああぁっ!」
桐山の体がしなったと同時に充の動きも止まった。ハアハアと息を吐いている。
充がゴソゴソと動いて何かを引き寄せた。シュッと引っ張る音がする。ティッシュか・・・
桐山がヨロヨロと立ち上がった。ドアを開けて出て行く・・・トイレか・・・
しばらくして桐山が帰ってきて、毛布に包まると充は桐山を引き寄せた。
二人の寝息が聞こえてきた。スヤスヤと気持ちよさそうな寝息・・・
俺は最悪だ・・・・
ソッと布団から抜け出して念願のトイレに向かう。
最低・・・最悪だよ!クソ!クソ!
暗い廊下をなるべく足音が立てずに歩きドアを開け、
洋式トイレの蓋を開ける。そしてファスナーを開けて・・・・・
うわ!・・・本当・・・最悪だ!!
なんで勃ってるんだよ!
俺、男同士のセックスを見て、何で感じてんだよ!
どうすんだよ・・これ・・・・・
俺のモノは硬くそそり立っている。どうも、このまま収まってくれる様子はない。
あー!チクショー!
俺はモノを握ると上下に動かした。動きに強弱をつけて快感を高ぶらせていく。
目をつぶると、先ほどの光景が目に浮かんでくる・・・ちょっと待てよ。
野郎同士のセックスをオカズにして一人エッチかよ!俺、どうかしちまったのか?
俺がリビングに戻ると何も知らない黒長がイビキをかいて気持ち良さそうに寝ている。
こいつは何も知らないで・・憎たらしくなる。
男か・・・・
黒長の布団に手を伸ばす。Tシャツの中に手を入れて胸から腰のあたりを触ってみる。
胸の突起に触れる。指で弄ってみると黒長が体をよじって反対側をむいてしまった。
やば・・・俺、病気かも!また下半身が熱を持ってきた。
毛布を頭までかぶると黒長に背中を向けた。
「いいかげんに起きなさいよ!」ヅキに足蹴りにされる。
あたりを見渡すと桐山と充の姿はない。
黒長はモソモソと子供のように目を擦りながら布団の中でもがいている。
「あれ?・・・充は?」
「帰ったわよ。あんたたちも帰んなさい。いつまでいるつもりよ!」
時計を見るとお昼をまわったところだ。
「いいじゃん・・ケチ。寝かせろ。」
再び布団にもぐると、ヅキに思いっきり布団を剥ぎ取られてしまった。
黒長と家路に向かう。黒長は二日酔いらしく、頭が痛いようだ。
俺は桐山と充のことを話すべきが悩んでいた。
あまりベラベラと話すようなことではないし、しかもその後、それを思い出しおかずにしてヌいてしまったのは俺だし・・・
「二日酔いかぁ・・なさけねえなあ!」
「うぅ・・・頭が痛い・・・」
「ふーん・・・」
「親、いないしさ・・・ゆっくり寝とくよ。」
父親は漁に出ているんだろう・・・母親は?
「おばさんは?」
「知らねえ・・・どっか行った。どうでもいいけどさー。」
黒長は、居ないのが当たり前だと言うように答えて空を見上げていた。
「・・・・お前んち、行っていい?あんまり家に帰りたくねえんだ。お前は寝てていいからさ。」
「いいけどさ・・」
黒長の部屋にはいる。黒長は「悪いけど、本当に寝てるぞ?」と言い、パーカーとズボンを脱ぐとベッドに潜り込んでしまった。俺は雑誌をパラパラとめくった。
「・・・・・なあ・・・お前、知ってる?」
「・・・な・・何を?」黒長は、今にも眠りに落ちそうな雰囲気だ。
「そのさ・・・充が・・・」
「充がどうかした?」
「その・・・あれ・・・・・桐山とさ・・・」
「・・・・桐山?」
「何ていうかさ・・・普通の関係じゃねえっていうか・・・」
「・・・・・・エッチしてるんだろ?」
「な、なんだよ!知ってるのか!!」
「そんなの・・・ヅキも知ってるよ・・・気づいていないのは本人たちだけ・・」
気づいていないのは本人たちだけって・・・俺!俺だって知ったばっかり!
「いつから知ってたんだよ!!」
「・・・竜平、知らなかったとか?俺、知ってるもんだと・・」
「ふざけんなよ!!俺に内緒かよ!」
「内緒になんかしてないって!マジ、知ってると思ってた・・・」
黒長の目が泳いでいる。
無性に腹が立った。俺だけ知らなかった?ふざけんな!!
俺は黒長に馬乗りになると肩を押さえつけ顎をつかんだ。
膝で足を押さえつける。
「い・・痛い!竜・・離せ!」黒長は身体をよじろうとした。
俺の脳裏に桐山と充の行為の光景が蘇ってきた。
黒長の身体を見渡した。シャツが捲りあがり腰が見えている。
俺は黒長のトランクスを一気に剥ぎ取った。
黒長は「何、すんだよ!!」と下半身を隠そうとしたが、
足を膝で押さえつけて手をつかんで、それを拒んだ。
黒長は抵抗して手足をバタつかせた、その拍子に黒長の手の爪が俺の頬を掠りピリピリとする痛みが走った。俺はカッとなって黒長の頬を平手打ちした。
そして黒長のモノをギュっと力をこめて掴んだ。
「い・・痛い!・・・離せ!」苦しいそうな顔をする。
「これ以上抵抗すると握りつぶすぞ・・・わかったな!」
黒長の身体から力が抜けた。
俺は黒長のモノを上下に動かした。黒長のモノはピンク色をしていた。
まだ、そんなに使っていないのだろう。黒長って、童貞だよな?
少しずつ黒長のモノが硬くなってきた。本人は顔をそらして耐えているようすだ。
俺は頬に手をやり前を向かすと唇に口付けた。黒長は驚いて目を見開いている。
そしてギュッと唇を閉じた。また俺は拒まれたのに腹が立って黒長のモノをギュッを握った。
「くぅ・・」黒長は苦しいそうな声をあげた。その隙に舌を口に入れる。
黒長の舌と絡まそうとするが舌は逃げようとそれを拒んだ。
拒んでばかりで・・・そんなにイヤのかよ!
俺は負けじと追いかけ、舌で口内を犯して歯列をなぞるようにした。
お互いの唾液が混じりあい、黒長の頬を伝う。
俺はモノの先をグリグリと親指で弄った。黒長は「やぁ・・」と甘い声をあげた。
その隙に舌を絡め合わせ息が苦しくなるほど口付けを交わし唇を離すと、黒長の手を掴み俺の股間を触らせた。
「なあ・・・俺のも触って・・」
「じょ、冗談!」
「いいから早く触れって!!」俺は黒長の手を掴んで器用にファスナーを下ろしてモノを取り出した。そして手を添えて握らせた。俺のモノはすでに硬くなっていた。
「俺がお前の・・・動かすとおりに動かせよ。」俺は黒長のモノを動かした。
黒長はジッとしている。「ほら!お前も動かせって!」と怒鳴ると、黒長は渋々動かし始めた。
たどたどしい動きで最初はイライラしただ、他人に触られているということが興奮するのか俺のモノは更に硬くなった。下手をすると俺のほうが先にイってしまいそうになる。
すぐに黒長のモノは蜜を垂らしてグチョっと音を立てている。
頬はピンク色で蒸気している。ハアハアという息が荒い。時折、甘い声をあげる。
その甘い声を聞くと俺はモノがピクっと痙攣して感じでしまう・・・やばい・・・
「・・・・イきそう・・・」黒長がつぶやいた。
「イケよ・・・」俺は激しくモノを動かした。
「ああぁっ!」黒長が声をあげたと同時に白い液体を放った。
俺は手についた液体を黒長の蕾に塗りつけた。
「・・・どこ触ってんだよ!!」黒長は手で追い払おうとした。
「しょうがねえだろ?」
「何がしょうがねえだ!」
「これから・・・・あいつらと同じことを・・・するんだから」
黒長の足を掴むと肩にかけた。
もう、限界だ!
「な、何をすんだよ!離せよ!!」
「うるせえ!」俺は蕾にモノをあてがうと一気に挿入した。
痛い痛いと喚く黒長を無視して俺は腰を動かした。
スムーズに動くようになったので繋がっている場所を覗くと血が流れていた。男にも処女膜があったのか?それとも生理?
痛みで萎えてしまっている黒長のモノを握ると上下に動かした。
だんだん硬さが増してきた。その手の動きにあわせて腰を動かす。
黒長は感じているのか?蕾が痙攣して締め付けてくる。
俺も絶頂が見えてきた。動きを早める。
「・・やあ!・・は、早い!・・・あぁ!・・ああん!あ・・ぁ・イキそう・・あ!・・ああっ!」
黒長の身体がしなり蕾をギューっと閉めてきた。モノから白い液体を放った。
俺も締め付けに絶えられず、黒長の中に液体を放った。
俺はグッタリと黒長の上に覆い被さった。
黒長も荒い息をしてグッタリとしていたが、何か思い出したかのように暴れ出した。
目には涙をいっぱい溜めている。そしてボロボロと流れ始めた。
「か・・帰れよ!バカ!!」俺に殴りかかってきた。
でも力が入らないのか全然痛くない。
「帰らない!」俺は黒長を抱きしめた。
「帰れ!!」
「だから、帰らねえって!!」
「帰れよ!!竜平なんか死ね!」
黒長はワンワンと泣きながら、しばらく暴れていた。
最後は力尽きたのか黙って俺の腕に抱かれて、眠ってしまった。
夕方になり背を向けて寝ている黒長を起こさないように部屋を出た。
ボーっとしながら家に帰る。ババアにワーワーと怒鳴られるのをシカトして部屋に入りカギをかけ、ベッドに寝転がりながら、しばらくボーっと天井を見ていた。
黒長は今、どうしているのだろうか・・・起きたのだろうか・・・
男を抱いてしまった・・・俺って、そっちの気があったのか・・・まさかな・・・俺ってホモ?
ベッドの下に隠してあるエロ本を取り出す。
本を開くと全裸で大股を開き手でアソコを隠している女、次のページを捲ると大きな胸を自分で揉んで身悶えしている女がいる。
それを見ていると下半身がピクッと反応した・・・・・・やっぱり、俺は女が好きだ。
じゃあ、どうして男を抱いた?
テレビをつけるとイケメン俳優が出ていた。それを見ても別に何とも思わない。
抱きたいなんて・・・絶対に思わない。
なんで・・・黒長を抱いた?桐山と充に影響されたからか?
俺は部屋を出て玄関に向い靴を履き外に出た。レンタルビデオ店につくと店の奥のほうにあるアダルトビデオコーナーに向かった。
珍しいことに誰もいない。アダルトコーナーを見渡すと、角の方にひっそりとホモのビデオがあった。
何本か貸し出し中だ。一つを手に取ってみる。先生と生徒もので、表のパッケージを見ると
制服のズボンだけ脱いで先生らしき男にバックから突かれている写真だ。
・・・・・キモい・・・・
・・・やっぱり、男はダメだ・・・・じゃあ・・なんで抱いたんだ。
学校に行くと黒長はヅキと話をしている。普通だ。俺も出来るだけ普通にしていた。
その様子を見て、少し安心したけど・・・・・・
昼休みになり、黒長がいないことに気がついた。いつのまに?どこに行きやがった?
なぜ、俺は心配している?
黒長を探して校内をウロウロしていると非常階段で黒長を見つけた。なんで充がいるんだ?
話が終わったようで、充は下の階の扉から校社に入っていった。
その光景をみて無性に腹が立った。コソコソと充なんかと何を話してんだ?内緒話か?
「おい!」黒長のほうに向かった。黒長は驚いた顔をしている。
俺は黒長の胸倉を掴んだ。
「何をコソコソと話てんだよ!俺の悪口か?」
「ち、違うって!離せよ!」
「じゃあ、なんだ?告げ口か?」
「・・・俺とお前の様子が変だから喧嘩でもしたのか?≠チて聞いてきただけだ!」
俺は手を離した。普通にしていたつもりだったが、
充は俺と黒長が目を一切合わせなかったことが気になったらしい。
変なところに鋭いやつだ。そういえば普通にしていたつもりだけど、俺と黒長は目を合わせていなかった・・・
「充に何て言ったんだよ。」何故かすごくドキドキした。
「少し言い合いした・・って、たいしたことないって・・・言っただけだ。」
「・・・そうか・・・・」俺と黒長は、しばらく黙っていた。
「・・・・俺とエッチして、どうだった?」俺は何を聞いてるんだ?
「・・それ・・・どういう意味だよ。」
「お前、泣いてただろ・・・イヤだったか?」
「・・俺・・・・お前の性欲処理だけの相手になるのはイヤだから。」
「それって、女が言うセリフ。」
黒長は頬を赤くしてうつむいてしまった。
俺は黒長と二人になると当たり前のように身体を求めるようになった。
黒長は最初は抵抗するものの、すぐに甘い声を出してくれる。
しばらく、そういう関係が続いた。黒長には悪いが最初は性欲処理の相手にしか思っていなかった。
でも、だんだんと黒長に対して感情の変化が現れた。
黒長を抱いている最中、あいつは時々悲しい目をするのだ。その目を見ると心がズキっと痛む。
だんだんとその目がイヤになり抱かなくなった。でも、やはり抱きたくなるもので・・・・
久しぶりに抱くと乱暴になってしまい、傷つけてしまった・・・・とても後悔した・・・
俺・・・どうしてしまったんだ?最初はエッチできればいいと思っていたのに・・・・
マジで好きになってしまったのだろうか・・・・・そう考えると顔が熱くなり、心臓がギュッと押さえつけられる感じがして苦しくなる。
遊びだったんだろう?自分に言い聞かせていた。
・・・・もっと素直になれよ=E・・・
俺が悩んでいるとテレビCMからこんなセリフが聞こえた。
素直に?・・・・・・簡単に言うなよ。
修学旅行を目前にせまる。女子達は、それに備えて色々と買い物をしているようだ。
「可愛いリボンが着いた下着を買っちゃった!」などという会話が聞こえてくる。
俺と黒長はプラプラと町に出かけた。女子と比べて男子は用意するものなんてほとんどないだろう。でも「下着ぐらいは買うか?」と選んだりした。
「・・・・・なあ、修学旅行中ってさ。エッチ出来るかな?ゴム、一応持ってくぜ?」
「出来るわけねえだろ!」黒長が耳まで赤くして怒りだす。
「でも、あいつらと同じ部屋だしさ。絶対、やるぜ?そしたら俺らもしようぜ!」
「竜平って本当にバカ!」黒長がプリプリと怒って、早足で前を歩いていく。
・・・・こいつをからかうと面白い・・・可愛い・・
俺はクスっと笑った。
・・・・・素直になってみるかな・・・・・
何て言おうか・・・・「俺の彼女にしてやる」ってか?
「しょうがないから、付き合ってやる」とか?なんか偉そうだな。
「俺と付き合って」・・・何で俺がお願いしなきゃならないんだよ。
修学旅行当日・・・・バスに乗り込む前に黒長を呼び止めた。
「・・・・博・・・夜メシ食ったらさ。話があるんだ・・・」
「話?」
「そう・・・大切な話。期待しとけよ!」
黒長は嬉しいそうな顔をした。その顔を見て俺はドキっとした。
俺も嬉しくなる・・・話が終わったら、キスをしよう・・・・・優しいキス・・・・・・
ギュッと抱きしめてやるから・・・・・・博・・・・・
最悪だ・・・・・こんなことになるんだったら・・・・
もっと早くお前に話しておけば良かった・・・・・
THE END
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